16日目

2015.3.12  16日目


 今日もいつも通り登校しました。一人部屋なので、時間を気にせず動けるのはありがたいですが、少し寂しくも感じました。ゆっくり寝ることができたこともあり、今日は授業に集中できました。また、授業が始まる前に逸夫楼の1階でコーヒーを買って飲んだため、眠たくもなりませんでした。そのコーヒーは4元(約80円)ですごく安かったです。また買ってしまいそうです。今日のお昼は食堂の3階で食べました。だんだんとどんなものが美味しいかがわかってくるようになってきて、失敗をすることもほとんどなくなりました。不思議なことです。

今日は13時に第一楼の前に集合して798芸術区に行きました。街全体がアートな仕様になっているらしく、あらゆるところに芸術作品があったり、美術館やおしゃれなカフェがたくさんあったりしました。2時間の自由行動を散策とお土産を買うことに当て、最後はカフェラテを買ってバスに戻りました。北京にこんな場所があるとは思っていませんでしたが、本当に素敵な地区でした。私にもっと芸術センスがあればもっと楽しめたかもしれません。でも昔の工場だったり駅や線路だったりが残っていて、当時の「毛沢東主席万歳」も見ることができました。芸術と歴史を感じることができいつもとは違った感動を覚えました。ほんとうに面白かったし、カフェラテも本当に美味しかったです。この地区の店員さんはみんな親切で、優しく話しかけてくれました。それにもまた心が温まり、これだけで満足でしたが、雑貨屋さんの中にあった、中国の切り紙をお土産として買うこともでき、本当に大満足なミニ旅行でした。


バスで30分ほどかけて帰り、今日は洗濯することにしました。部屋が変わったためどうしようかと考えながら部屋に帰ると新しい同屋がいました。なんだかすごく人懐っこくて可愛らしい人でした。初めはお互いに片言の中国語で話しましたが、英語で話せるとわかってからは途切れることなくたくさん話しました。本当によく喋る子で、急に下着姿になったり慌てだしたりと驚くことはたくさんありましたが、うまくやっていけそうな気がしました。彼女も一人部屋が嫌で変わってきてくれたのでこれからもたくさん話してもっともっと仲良くなろうと思います。

  洗濯が終わり、またどうやって干すかが問題になりました。すると、同屋がY字の物干しを貸してくれました。本当にありがたかったです。でも、ゴンダオの分と一緒に干そうとしたら、キツキツになってしまい少し心配になりました。何か案を考えなければなりません。

洗濯もそこそこにして、汉语桥に向かいました。郭先生が帰られたため、院生の方が中心になって進めてくれました。今日は最初からレベルごとにグループに分かれ、たくさん会話をしました。私たちのグループは日本人の女子3人と韓国人の男子3人でした。自己紹介も交えて自分の家族の紹介をしました。先生(大学2年生)が話を進めるのが上手でみんなが積極的だったため、本当に楽しく進めることができました。私はまた私のスピーキング力が足りないことを痛感しましたが、返ってやる気が出てきました。私もみんなみたいにすらすら話したいし発音も綺麗になりたいと思いました。怖がらずに話して行く勇気を持ってこれからも頑張って行きたいと思います。

  その後すぐに大学内にあるインターナショナルカフェに行き晩御飯を食べました。メニューも豊富で、いろんな国の料理が揃っていました。私は野菜カレーを頼みました。友だちいわく、ベーコンのリゾットが特別美味しいそうです。店員さんも優しくてたくさんのお勧めを教えてくれました。本当に今日はいい1日です。ご飯の後いつものように深い話を話してから部屋に戻ると部屋の中がムンムンしていてびっくりしました。洗濯を干していたからでしょうが、本当にひどかったので、Y字の物干しをたたんで、選択棒の方を使いました。たくさん干しているので、その方が風通しが良さそうでした。


  一人になるとJoyから連絡があって部屋に来てくれました。この前の同屋との話をして中国語も使いました。前は通じなかったけど自信を持って話すと通じることもあるということがわかり、本当に嬉しかったです。たくさん話を聞いてもらい励ましてもらいました。本当にいい人と知り合いになれたことに感謝しています。今日も少し予習をしてしっかり寝ようと思います。